絵をはじめたきっかけ


2021年の夏



実家に帰ったときに

小学1年生のときの絵日記が出てきた。



クレヨンで描いた絵。



その塗り方や筆圧が

絵を描くのが大好きなんだというのが

ビシビシと伝わってきて、



なんだか胸が熱くなってきて

涙があふれそうになったのです。

(実際に泣いた)




そうだ、わたしは子供の頃から

絵を描くのが好きだった。



毎日、お絵かきをしていた。



自分の手で、

好きなものを生み出すのが

楽しくて仕方なかった!!



看護学生の頃、

バイトで稼いだお金で

最初に買ったのは

36色の水彩色鉛筆だった。



子どもが生まれて、

その色鉛筆は

娘たちのお絵かきの道具になったけれど。笑



一緒にお絵かきを楽しんでいた。



小児科病棟に勤めていた時も、

時間ができた時は、

入院中の子ども達に

絵を描いてあげた。



NICUに入院している赤ちゃんの

栄養チューブを留める

まあるく切った絆創膏にも、

アンパンマンの絵を描いた。



人工呼吸器や点滴やモニターに囲まれながら

必死に生きようとしている赤ちゃんと、

面会に来たママに、


少しでも、ほんの少しでも

ほっぺに貼られた絆創膏の

アンパンマンに元気をもらえるように。



そうやって

わたしは全く絵とは関係ない

職業につきながらも、

好きな「絵」で

誰かを励ましていたかもしれない。





けれど、

子ども達も大きくなって、

絵を描くことも減っていった。



そのうちに、

インターネットが普及して、


SNSで

上手な絵をたくさん目にするようになって、


世の中には

こんなに絵が上手い人が

たくさんいるんだ、と知った。



自分でも知らぬ間に

「絵は、上手い人が描くもの」

と思い込むようになった。




絵を描くのは、

わたしの範疇じゃないと。



けど、

ずっと思ってた。



わたしだって

絵を描くの好きなのに、って。



誰も描いちゃダメなんて

言ってないのに、


私がわたしに、

許可を出さなかったんだ。




けれど、

去年の夏に、

小学1年生のはるなちゃんが

絵を通してわたしに言ったんだ。



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好きなら、描けばいいじゃん!

絵を描くの、楽しいよ♪

知ってるよね^^

誰に遠慮することもないよ♡

ーーーーーーーーーーーーーー



今、こうして言葉にしていると、

また涙が出てくる。




わたしは、

子ども達に描いてあげた時、

自分も楽しかったし、


すごく喜んでくれて、

子ども達が笑顔になったのが

すごくすごく嬉しかった。



それを思い出した。



上手いとか下手じゃなくて、



ただただ、

わたしが楽しくて、

嬉しくて、

心地よいところに飛んでいくような、



そんなエネルギーが乗った絵を

描きたい!!って思った。




自分に許可を出せた!




子どもの頃から、

キャンバスに描くのを憧れていたので、



大人のわたしは、

それを今、叶えてあげている♡




絵の具の質感も表現してみたい♪

と思ったので、

はじめてアクリル絵の具にチャレンジした。



描いていると

時間を忘れる。笑




真っ白なキャンバスには

何を描いてもいい♪

なんて自由!



今日もまた、

あの頃のはるなちゃんと一緒に、

こうして描ける喜びと

感謝と共に、

自由な心と色を

キャンバスにのせていきます。



Art of Grace

小野ハルナ




HarunArt

* * * あなたの人生が 輝き感謝で満ち溢れますように。 「心地よさ」を感じる 絵との出会いが 1枚でもあったら幸いです。 #インテリアアート #ヒーリングアート #アクリル画 #抽象画 #キャンバス画

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